名古屋医専 AO【保健師・助産師学校】「退院後のサポートをしたい」は不合格になる?面接官が見抜いている志望動機の致命的な欠点
保健師学校や助産師学校の面接指導をしていると、「この志望動機で大丈夫でしょうか?」という相談を毎年数え切れないほど受けます。そして驚くことに、その多くがほとんど同じ内容なのです。
「退院後のサポートをしたいです。」
「地域住民の健康を支えていきたいです。」
「予防活動に携わりたいです。」
「産婦さんとその家族を支えたいです。」
一見すると、とても立派な志望動機に聞こえるかもしれません。しかし、私はこう答えます。「その話をする受験生は、あなた以外にも何十人といますよ」と。
実際、名古屋医専保健師学科・助産師学科の受験報告を分析していても、面接ではほとんどの受験生が同じような志望動機を話しています。「退院後のサポートがしたい」「予防が重要だと思った」「地域の健康を守りたい」。言葉は少し違っても、本質はほぼ同じです。
では、面接官は何を感じるのでしょうか。
「また同じ話か。」
これが現実です。
もちろん、「退院後のサポートをしたい」という考え自体が間違っているわけではありません。保健師も助産師も、地域で継続的に対象者を支える重要な仕事です。しかし、それは仕事内容の説明であって、あなた自身の志望動機ではありません。
例えば、「私は食べることが好きなので料理人になりたいです」と言われても、その人が本当に料理人に向いているのかは分かりません。同じように、「予防活動をしたい」「健康を支えたい」というだけでは、保健師を志望する理由としてはあまりにも抽象的です。
面接官が知りたいのは、「なぜあなたはそう思うようになったのか」です。
実習中にどんな患者さんと出会ったのか。その患者さんとの関わりが、自分の考えをどう変えたのか。なぜ病棟看護ではなく地域保健だったのか。なぜ助産師ではなく保健師なのか、あるいは保健師ではなく助産師なのか。そこまで説明できて初めて、「この人は自分の言葉で話している」と評価されます。もちろんそれだけでは全然足りません!全ての共通するのは圧倒的な看護職の思考法ができるかどうか、です!
私は毎年、保健師学校や助産師学校を受験した方から数多くの面接報告をいただいています。その中で共通しているのは、面接官が一つの志望動機を何度も掘り下げることです。「もう一度志望動機を教えてください」「それはなぜですか」「具体的なエピソードはありますか」。質問を重ねる理由は簡単です。暗記した回答なのか、本当に自分の経験から生まれた考えなのかを見極めているからです。
ここで苦しくなる受験生は少なくありません。最初は「退院後のサポートをしたい」と話していたのに、二回目には「地域包括ケアに興味があります」、三回目には「実習で保健師に憧れました」と話がコロコロ変わってしまう。これでは面接官に「軸がない」という印象を与えてしまいます。
逆に合格する受験生は違います。質問の切り口が変わっても、自分の原点が1ミリもぶれません。実習での経験、自分が感じた課題、その経験から保健師・助産師という職業を選んだ理由が一本の線でつながっています。そのため、どれだけ深掘りされても回答に一貫性があります。
保健師学校や助産師学校の面接は、「正解」を答える試験ではありません。面接官が評価しているのは、あなたがどれだけ職業を理解しているか、そして自分自身の経験を言語化できているかです。「退院後のサポートをしたい」「予防活動に携わりたい」という言葉だけでは、全国どこの受験生とも差別化できません。
もし今、面接練習をしていて同じような志望動機しか思い浮かばないのであれば、一度立ち止まってください。「なぜそう思ったのか」を掘り下げることが、本当の面接対策です。志望動機とは、仕事内容を説明することではなく、「あなた自身」を説明することなのです。
うちの面接対策や願書対策、小論文対策コースで今まで見たことがない景色を見てください。
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