亀田医療技術専門学校助産学科は地方だから簡単?その発想では高倍率校は突破できない
亀田医療技術専門学校助産学科から、合格報告が続きました。
最終的には後期試験で倍率約9倍を突破された方も加わり、受講生5名が合格されています。
受験生は約70名。
合格者は14名。
つまり、受講生だけで合格者全体の約3割を占める結果となりました。
ここで少し考えてみてください。
「地方にある助産師学校だから倍率はそれほど高くないだろう」
そんなイメージを持っている人はいませんか。
もしそう思っているのであれば、その考え方は秒で捨てろ‼️
地方だから受かりやすい。
都内だから難しい。
そんな単純な話なら、毎年これほど多くの一般ピープルの受験生が不合格になるはずがない‼️
実際には、地方校であっても倍率5➖10倍前後になる学校は珍しくありませんし、後期試験になれば募集人数がさらに少なくなり、倍率が跳ね上がることもあります。
「地方だから」という理由だけで受験校を選ぶ人ほど、受験そのものを数字だけで見てしまっています。
しかし、本当に見なければならないのは倍率か?
確かに年齢によるハードルはある。
40代と30代では難易度が全然違う。20代と40代なら天地の差がある。
だが、変えられないものを何時間考えても、合格率は1%も上がりません。
では、何を変えられる?
そこを考えたことがある人は意外と少ないのです。
例えば願書。
「助産師になりたいと思いました」
「命の誕生を支えたいです」
「寄り添う看護をしたいです」
このような文章を書けば、とりあえず幼稚園レベルの願書は完成するだろう。
しかし、それで他の受験生との差はどこに生まれる?
では面接ならどうでしょう。
「母子に寄り添いたい🎵」
「コミュニケーションを大切にしてたい🎵」
「チーム医療を意識しています🎵」
「お母さんの心理面に介入したい🎵」
「安心してお産ができるような支援を🎵」
この幼稚園児レベルを文章にすると
「幼いころ立ち会い出産を経験したのがきっかけです。子どもにとっては衝撃的な出来事でしたが、その分赤ちゃんが生まれてくることの素晴らしさや、大変さを考えるようになりました🎵🎵🎵🎵🎵🎵」
「自分の経験からメリットやデメリット、子どもの性格による違いなど、説明できる部分があると考えています。貴校では立ち会い出産を選択されるご家族も多いと伺い、応募いたしました🎵🎵🎵🎵🎵」
「私は、妊産婦に寄り添いながら命の誕生を支える助産師を目指しています。きっかけは、母の妊娠・出産を身近で見たことである。助産師が母の不安を和らげ、出産を支える存在として大きな役割を果たしていた姿に感銘を受けたからです🎵🎵🎵🎵🎵🎵」
就活も同様に
「私は子どもと遊ぶのが好きだったため、将来は子どもたちに関わる仕事に就きたいと考えていました🎵🎵🎵数年前、知り合いの女性が出産した際に、助産師による産後ケアを見て感銘を受け、私も助産師として母子のサポートをしたいと思い助産師資格を取得しました🎵🎵🎵丁寧で母子に寄り添った妊産婦ケアを理念とされている貴院こそ、自分の理想とする職場だと感じ、志望しました🎵🎵🎵🎵」
「困難な分娩のときも女性を支え、健康な出産に貢献できる助産師になりたいでせう🎵🎵🎵きっかけは、母が私を出産したときの話を聞いたことです。母は私を出産する際に大病を患っており、出産できるか、できたとしても生まれた子が無事に育つかがわからない状況にあったそうです🎵🎵🎵🎵実際に私は未熟児として生まれ、母もしばらくは予断を許さない状態でした。しかし、当時の助産師のサポートとケアのおかげで、現在は母も私も元気に暮らしています。これは助産師のサポートのおかげであることに心から感謝し、私も同じような境遇の方を支えるべきだと強く思い、助産師をめざすようになりました🎵🎵🎵🎵」
「私が貴院を志望した理由は、分娩件数年間450件以上という実績に魅力を感じたこと、また、学びの多い環境下で助産師として戦力になりたいと考えたためです🎵🎵私はこれまで看護師として、〇〇総合病院の内科で3年、小児科で4年間勤務してまいりました。その中で、自身の出産の際に助産師の方からサポートしてもらった経験が強く心に残っており、私も出産する女性の力になりたいと思いました🎵🎵🎵🎵看護師として培った経験を活かしながら、いち早く即戦力となって貴院に貢献したいと考えます🎵🎵🎵🎵」
「私が貴院のNICU病棟を志望した理由は、悩みを抱える褥婦の精神的ケアに携わりながら、赤ちゃんとご家族の両方をサポートしたいと考えたためです🎵🎵🎵🎵私は、これまでレディースクリニックに勤務し、分娩介助や産後の相談対応、授乳指導などに携わってきました。その中で、リスクを抱えて生まれてきた赤ちゃんが正常に成長できるよう見守りたいと考えるようになり、転職を決意しました。これまで培ってきた産後ケアの経験を活かして、患者さまとのコミュニケーションを大切にしながら、貴院に貢献したいと考えます🎵🎵🎵🎵🎵🎵」
【注意】どれもこれも完全に0点です‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️
助産師学校では毎年何百人、何千人という受験生が話すような内容をグダグダと
それも幼稚園児レベルの内容ばかり
こんなゴミみたいな回答では1ミリたりとも、1ミリたりとも、1ミリたりとも差別化にならないと言っているのです‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️
ここを勘違いしている人が本当に多い。
差別化という言葉を聞くと、海外ボランティアや全国大会、学生会長など特別な経験が必要だと思ってしまう人がいます。
違う‼️差が生まれるのは「経験」ではない‼️
だから私は、願書を書くときも、小論文を書くときも、面接練習をするときも、「何を書けばいいですか」という相談には、そのまま答えません。
先に確認することがあります。
あなたは、その経験を本当に整理できていますか。
なぜそのように考えたのですか。
別の患者さんだったら同じ判断をしますか。
その判断の根拠は何ですか。
ここまで掘り下げて初めて、その人だけの受験対策が1ミリだけ始まります。
100人受験生がいれば、100通りの人生があります。
新卒もいます。
社会人もいます。
看護師経験が1年の人もいれば、10年以上働いてきた人もいます。
それなのに、「この志望動機を書けば受かる」「この面接回答を暗記すれば大丈夫」と教えている人を見るたびに、本当にそれでいいのだろうかと思ってしまいます。
看護では個別性が重要だと学びます。
ところが受験になると、急に全員を同じ型へ当てはめようとする。
それでは看護職の思考とは逆方向です。
だから私は毎年、一人ひとり組み立て方を変えています。
願書も違います。
自己PRも違います。
面接も違います。
小論文も違います。
共通しているのは、「自分自身の経験を論理的に説明できる状態をつくる」ということだけです。しかしそれだけでは1歩進んだだけに過ぎません。
0.1%進むことはできた。
残り99.9%の差を生み出すことが必要だ。
今回合格された5名も、全員が同じ答えを話したわけではありません。
同じテンプレートを暗記したわけでもありません。
それぞれの経験を整理し、その人にしかできない形で願書、小論文、面接まで一貫させた結果、高倍率を突破されました。
後期試験で倍率約9倍を突破された受講生も同じです。
倍率だけ見れば難関です。
しかし、倍率は最後まで変えられません。
変えられるのは、自分自身の完成度だけです。
そこへ時間を使える受験生ほど、最後に合格を引き寄せているように私は感じています。
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