神奈川県立保健福祉大学大学院「助産実践コース」の倍率・過去問・英語・面接|出願前相談と研究計画

神奈川県立保健福祉大学大学院の「助産実践コース」について、2027年度入試の日程、出願前相談、募集人数、倍率、出願資格、専門科目、専門共通科目、英語、過去問、面接、研究計画書まで詳しく解説します。
正式名称は、神奈川県立保健福祉大学大学院 保健福祉学研究科保健福祉学専攻 博士前期課程 看護領域 助産実践コースです。
2027年度一次募集の出願期間は2026年7月25日から8月16日までですが、出願前に希望する指導教員との相談を済ませなければなりません。出願前相談の申込期限は、2026年8月5日17時です。
大学は「出願前相談を行わないと出願できない」と明記しています。したがって、出願前相談をまだ行っていない受験生にとっては、8月16日の出願締切ではなく、8月5日17時が実質的な最初の締切です。2026年7月26日時点ではまだ間に合いますが、研究テーマの概要を記載して教員へメールを送る必要があります。
※本記事は、2026年7月26日時点で大学が公表している2027年度学生募集要項、過去問題、入試結果、研究室紹介などの一次情報を基に作成しています。日程や選抜方法が変更される可能性もあるため、出願前には必ず最新の募集要項を確認してください。
神奈川県立保健福祉大学大学院の助産実践コースとは
助産実践コースは、神奈川県立保健福祉大学大学院の看護領域に設置されている、助産師国家試験受験資格の取得を目指す博士前期課程です。
2024年4月に開設された比較的新しいコースであり、2027年度入試は4回目の募集に当たります。助産師養成教育と大学院での研究を並行して行い、修了時には修士(看護学)の学位と助産師国家試験受験資格を取得します。(Kyoto University of Health Sciences)
大学公式ページでは、助産師国家試験受験資格のほか、次の資格・認定も案内されています。
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日本母体救命システム普及協議会J-CIMELS公認ベーシックコース
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新生児蘇生法Aコース
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受胎調節実地指導員
J-CIMELSと新生児蘇生法Aコースについては、別途登録料が必要です。(Kyoto University of Health Sciences)
修業年限は2年以上で、修了には共通科目13単位以上、看護課題研究4単位を含む専門科目48単位以上、合計61単位以上の履修が必要です。一般的な修士課程より必要単位数が多く、助産師国家試験受験資格の取得に必要な講義・演習・実習と、大学院の研究教育を同時に進める課程です。
2027年度入試の日程
2027年度一次募集の日程は次のとおりです。
項目日程出願前相談受付2026年5月29日~8月5日17時出願期間2026年7月25日~8月16日試験日2026年9月19日合格発表2026年10月2日13時入学手続2026年10月2日~10月13日入学日2027年4月1日
出願は郵送のみで、持参は認められていません。簡易書留で郵送し、出願期間内の消印があれば有効です。必着ではありませんが、出願期間より前の消印も受理されないため注意が必要です。
一次募集で定員を満たした場合、二次募集は実施されません。二次募集の日程が掲載されていても、必ず実施されるとは限りません。
出願前相談は必須|8月5日17時まで
神奈川県立保健福祉大学大学院では、出願前に、入学後の履修計画や研究計画について希望する指導教員と相談することが義務づけられています。
募集要項には、**「出願前相談を行わないと出願できません」**と明記されています。単なる説明会参加や任意の個別相談ではなく、出願資格に直結する必須手続きです。
出願前相談メールに記載する内容
出願前相談は、希望する指導教員へのメールで申し込みます。件名は大学が指定する「博士前期課程出願前相談申込」とし、本文には次の事項を記載します。
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志願者氏名
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メールアドレスと電話番号
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最終学歴
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長期履修学生制度を希望するか
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大学院で取り組みたい研究テーマの概要
受付後、希望教員から具体的な相談方法についてメールまたは電話で連絡があります。送信から5日経過しても返信がない場合は、大学院入試担当へ問い合わせるよう案内されています。
ここで注意したいのは、出願前相談の段階ですでに研究テーマの概要を示さなければならない点です。
研究計画書の提出期限は8月16日ですが、研究について何も決まっていない状態で8月5日に相談メールだけを送ればよいわけではありません。指導を希望する教員の研究分野と、自分が大学院で扱いたい課題との関係も確認されます。
具体的な研究テーマの決め方、相談メールの内容、研究計画書の構成、教員への説明方法については、本記事では公開していません。願書・研究計画書対策を希望する方は、後述する対策コースをご確認ください。
2027年度募集要項に掲載されている助産実践コースの教員
2027年度学生募集要項では、助産実践コースの教員として次の氏名が掲載されています。
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谷口千絵教員
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吉田安子教員
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山田加奈子教員
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田辺けい子教員
このうち、募集要項上で研究指導を担当する教員を示す丸印が付いているのは、谷口千絵教員、吉田安子教員、山田加奈子教員です。助産実践コースの出願前相談連絡先として、共通のメールアドレスも掲載されています。
大学の研究室紹介ページには、募集要項と異なる教員区分や過去の教員名も残されています。出願前相談では、Web上の古い研究室紹介だけで判断せず、2027年度募集要項に掲載された最新の教員一覧を優先する必要があります。
助産実践コースの主な研究領域
2027年度募集要項では、次の研究領域が示されています。
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助産実践上の課題解決
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性と生殖に関する健康と権利に関係する当事者支援
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保健・医療・福祉の連携
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根拠に基づく助産実践につながる基礎研究
研究室紹介では、妊娠・分娩・産褥・新生児の看護、女性の健康、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ、助産師の基礎教育・継続教育なども研究対象として挙げられています。
研究テーマは単に「母乳育児について」「産後うつについて」「妊産婦に寄り添う支援について」と領域名を書くものではありません。出願前相談と研究計画書、面接が一続きになっているため、本人の問題意識と教員の研究領域が一致しているかも重要になります。
ただし、どの研究テーマを選び、何を明らかにし、どのような研究方法を設定するかという具体的な答えは、本記事では公開しません。
募集人数|助産実践コース単独の定員は公表されていない
神奈川県立保健福祉大学大学院博士前期課程の募集人員は、合計25名です。
ただし、この25名は助産実践コースだけの定員ではありません。
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看護領域
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栄養領域
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社会福祉領域
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リハビリテーション領域
以上の全領域を合わせた人数です。看護領域には通常の修士論文課程、CNSコース、助産実践コースなどが含まれます。2027年度募集要項では、助産実践コースだけを分離した募集人数は示されていません。
したがって、インターネット上で「助産実践コースは○名募集」と書かれていても、大学が公表した最新の根拠がなければ断定できません。
神奈川県立保健福祉大学大学院の倍率
大学が公表しているのは、保健福祉学研究科博士前期課程全体の入試結果です。助産実践コース単独の志願者数、受験者数、合格者数、倍率は公開されていません。
過去3年間の博士前期課程全体の入試結果は次のとおりです。
入学年度募集人員出願者受験者合格者実質倍率2024年度25名37名35名25名約1.40倍2025年度25名44名36名27名約1.33倍2026年度25名53名52名29名約1.79倍
実質倍率は、受験者数を合格者数で割って算出しています。2026年度は博士前期課程全体で52名が受験し、29名が合格しており、過去3年間では最も高い約1.79倍となりました。(Kyoto University of Health Sciences)
ただし、これは栄養、社会福祉、リハビリテーションなどを含む研究科全体の数字です。
助産実践コースの倍率が1.79倍だったという意味ではありません。
助産実践コースは2024年に開設されたばかりであり、単独の募集人数も倍率も公式には公表されていません。研究科全体の数字だけを使って、助産実践コースを「低倍率」「受かりやすい」と評価することはできません。
出願資格
助産実践コースを希望する者は、大学院博士前期課程の一般的な出願資格を満たしたうえで、2027年3月31日までに看護師免許を取得しているか、取得見込みである必要があります。また、性別について、保健師助産師看護師法第3条に定める助産師の定義に該当することが募集要項に記載されています。
大学卒業者だけでなく、一定の基準を満たす4年制の専修学校専門課程を修了した者も一般選抜へ出願できます。
短期大学や3年制看護専門学校などの卒業者については、看護師資格と3年以上の実務経験を有し、大学が大学卒業者と同等以上の学力があると認めた場合に出願できる制度があります。ただし、この場合は通常の出願前に、個別の出願資格審査を受けなければなりません。
2027年度一次募集における出願資格審査の申請期間は、2026年7月3日から7月15日まででした。7月26日時点ではすでに終了しています。そのため、個別資格審査を必要とする人が一次募集へ新たに出願するのは難しい状況です。
一般選抜と社会人特別選抜の違い
看護領域では、一般選抜と社会人特別選抜で筆記試験の構成と配点が異なります。
試験一般選抜社会人特別選抜専門科目15点15点専門共通科目15点25点英語10点なし個人面接60点60点合計100点100点
一般選抜では、専門科目、専門共通科目、英語、個人面接が行われます。
社会人特別選抜では英語がありませんが、その代わり専門共通科目の配点が15点から25点へ上がります。面接はいずれも60点であり、筆記試験全体よりも高い配点です。
社会人特別選抜に出願するには、保健・医療・福祉の関連分野で3年以上の実務経験が必要です。非常勤、パート、アルバイトの経験も含められますが、常勤換算で6,240時間以上という条件が定められています。
試験時間と面接形式
2027年度一次募集の試験日は、2026年9月19日です。
筆記試験は2時間、個人面接は20分で、試験全体は9時から16時までの予定です。面接を終了した受験生から帰宅できますが、昼食を持参する必要があります。
個人面接は、受験者1名に対して試験官2~3名で実施される予定です。
専門科目|助産実践コースは記述式
募集要項では、専門科目について「志望する分野に関する専門知識を問う記述試験」と説明されています。
助産実践コースの場合、過去3年間は、母性看護学・助産学に関する一つのテーマについて、指定された専門用語をすべて使って説明する形式が続いています。選択式問題ではありません。
2026年度の専門科目
2026年度は、妊娠期のつわりと看護ケアが出題されました。
使用を指定されたキーワードは次の6語です。
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妊娠悪阻
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ビタミンB1
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Wernicke脳症
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尿中ケトン体
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代謝性アシドーシス
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脱水
単に妊娠中の悪心・嘔吐への生活指導を書く問題ではなく、妊娠悪阻の病態、栄養障害、脱水、代謝異常、重篤な神経学的合併症まで関連づけて説明する問題でした。(Kyoto University of Health Sciences)
2025年度の専門科目
2025年度は、新生児黄疸と看護ケアが出題されました。
指定キーワードは次の5語です。
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生理的黄疸
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Kramer法
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直接ビリルビン
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腸肝循環
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核黄疸
新生児の生理的変化だけでなく、黄疸の観察、評価、病的黄疸との区別、重症化した場合の影響を含む内容です。
2024年度の専門科目
助産実践コースが開設された2024年度は、分娩後の乳汁分泌の仕組みと母乳育児支援が出題されました。
指定キーワードは次の5語です。
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吸啜
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オートクリンコントロール
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胎盤
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プロラクチン
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ラッチオン
乳汁分泌の生理学的機序と、実際の授乳支援を一つの答案内で説明する問題でした。(Kyoto University of Health Sciences)
過去3年間の専門科目から確認できること
出題された領域は、
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妊娠期
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新生児期
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産褥期・母乳育児
と毎年変わっています。
一方で、問題形式は共通しており、指定された複数の医学・看護学用語を用いて、病態生理と看護ケアを記述する形式です。
具体的な解答、出題予想、指定用語のつなげ方、答案構成については、本記事では公開していません。専門科目の対策を希望する方は、助産師学校学科対策コースをご利用ください。
専門共通科目|一般選抜と社会人特別選抜で問題が異なる
専門共通科目は、看護領域に共通して必要な知識を問う記述試験です。
過去3年間は、書籍の一部を読んだうえで、筆者の主張を一定の字数で説明する問題が出題されています。
一般選抜と社会人特別選抜の受験者は、まず共通の短文問題に解答します。社会人特別選抜では、それに加えて、自分の看護実践や意見を長文で論述する問題が課されています。
2026年度
宮坂道夫氏の『対話と承認のケア』を題材とし、患者の主観的な「病い」を尺度だけでは捉えきれない理由を、200字以内で説明する問題でした。
社会人特別選抜では、看護で尺度を使用することについて、1,200字以内で自分の考えを述べる問題も課されています。(Kyoto University of Health Sciences)
2025年度
伊藤亜紗氏の『手の倫理』を題材とし、「ふれる」と「さわる」の違いについて、筆者の考えを100~200字で説明する問題でした。
社会人特別選抜では、人に対する望ましい触れ方について、800~1,600字で論述する問題が出題されています。
2024年度
社会的インフラと孤立を扱ったEric Klinenberg氏の著書を題材とし、筆者が述べる社会的インフラについて100~200字で説明する問題でした。
社会人特別選抜では、看護実践の中で社会的インフラを整えるとしたら何を行うか、800~1,600字で述べる問題が課されています。(Kyoto University of Health Sciences)
一般的な小論文とは異なる
専門共通科目では、テーマだけを与えられて自由に意見を書くのではなく、課題文を読み、筆者の考えを正確に捉えて要約する力が求められています。
社会人特別選抜では、それに加えて長文論述があります。英語が免除される代わりに、専門共通科目が25点へ増える理由も、この追加問題にあります。
具体的な課題文の読み方、要約方法、長文論述の構成、過去問の模範答案については公開していません。小論文・文章読解対策を希望する方は、対策コースをご確認ください。
英語|英和辞書1冊を持ち込める
英語は一般選抜の受験生だけが対象です。
看護領域に関連する英文の内容を理解できるかを確認する試験で、英和辞書1冊の持ち込みが認められています。
ただし、専門用語辞書と電子辞書は使用できません。紙の一般的な英和辞書に限られます。
過去3年間は、看護学・医療に関する英文を読み、
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指定された英文を日本語に訳す
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英文の内容を日本語で説明する
という2問構成が続いています。
2026年度の英語
Patricia Bennerの『From Novice to Expert』から出題されました。
一部の英文和訳に加えて、熟練看護師の能力が本文中でどのように説明されているかを、日本語で述べる問題でした。(Kyoto University of Health Sciences)
2025年度の英語
Shared Decision Makingに関する医学論文から出題されました。
英文和訳に加えて、医師主導型の意思決定と対比しながら、医療者による意思決定支援がどのように説明されているかを日本語で答える問題でした。
2024年度の英語
Evidence-Based Nursingに関する看護研究の英文から出題されました。
英文和訳と、EBPにおける臨床的専門性の重要性を説明する問題でした。(Kyoto University of Health Sciences)
辞書を持ち込めるからといって、単語を調べれば解ける試験とは限りません。過去問では、看護理論、意思決定支援、EBPなどの内容理解も求められています。
具体的な訳文や設問への回答は、本記事では公開しません。
過去問は大学公式サイトで公開されている
神奈川県立保健福祉大学大学院は、過去の入試問題を公式サイトで公開しています。
現在確認できる看護領域の過去問は、
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2026年度
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2025年度
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2024年度
の3年分です。
助産実践コース自体が2024年4月に開設されたため、現時点で存在する助産実践コースの過去問も3年分です。(Kyoto University of Health Sciences)
2026年度入試からは、過去問題だけでなく、大学による出題意図と解答も掲載されるようになりました。一部の課題文や英文は著作権の関係で省略されています。(Kyoto University of Health Sciences)
なお、大学が公式解答を公開していても、過去問題を暗記するだけで翌年度の試験に対応できるとは限りません。本記事では、公式解答の内容や具体的な答案作成方法までは公開しません。
面接は研究計画書を中心とした口述試験
個人面接は20分で、受験者1名に対して試験官2~3名で実施される予定です。
配点は一般選抜、社会人特別選抜ともに60点です。専門科目、専門共通科目、英語をすべて合計しても40点であるため、面接が選抜全体の6割を占めます。
募集要項では、個人面接について、提出された研究計画書の内容を主とする口述試験と明記されています。
したがって、一般的な助産師学校の面接のように、
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助産師を目指した理由
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学校を志望した理由
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長所・短所
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理想の助産師像
だけを準備する試験とは異なります。
少なくとも、研究計画書に記載したテーマ、問題意識、研究目的などについて、教員から質問される可能性を前提に考える必要があります。これは募集要項から読み取れる試験の性質であり、具体的な質問内容や回答方法は受験生の研究計画によって変わります。
過去の面接質問は公開されているのか
ブログ、note、X、受験情報サイトなども調査しましたが、神奈川県立保健福祉大学大学院助産実践コースの受験生が、実際の面接質問を具体的に再現した信頼できる公開情報は確認できませんでした。
2024年に開設されたばかりのコースで、受験者数も多くないため、インターネット上に詳細な受験報告がほとんど残っていないと考えられます。
大学公式資料から確実に確認できるのは、
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個人面接は20分
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受験者1名に対して試験官2~3名
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配点は60点
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研究計画書を中心とする口述試験
という点です。
予想質問、追質問、研究計画書に基づく回答方法、受験生の経歴別対策については、本記事では公開していません。
研究計画書は出願書類・事前相談・面接のすべてに関係する
出願時には、大学所定のD票「研究計画書」を提出します。
研究計画書は、提出して終わる書類ではありません。
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出願前相談のメールで研究テーマの概要を示す
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指導希望教員と研究計画について相談する
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出願時に研究計画書を提出する
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面接で研究計画書を中心とした口述試験を受ける
という一連の流れになっています。
つまり、出願前相談、研究計画書、面接を別々に準備することはできません。
インターネット上の研究計画書例を参考に文章だけを整えても、面接で本人が内容を説明できなければ成立しません。また、指導希望教員の研究領域と大きく離れたテーマでは、出願前相談の段階で計画の修正が必要になる可能性があります。
研究テーマの設定、先行研究の整理、研究目的、研究方法、倫理的配慮、研究意義など、具体的な研究計画書の作成方法は本記事では公開していません。
助産実践コースの学費
2027年度募集要項に掲載された初年度納付金は次のとおりです。
区分金額入学検定料30,000円入学料・神奈川県内在住者141,000円入学料・神奈川県外在住者282,000円年間授業料535,800円
神奈川県内在住者として入学料の減額を受けるには、合格発表日の1年前から継続して、入学者本人が神奈川県内に住所を有している必要があります。
神奈川県立保健福祉大学の学部卒業者または大学院修了者は、入学料が全額免除されます。このほか、教科書代や実習衣などの実費が必要です。
神奈川県立保健福祉大学大学院を受験する方へ
神奈川県立保健福祉大学大学院の助産実践コースでは、次の力が別々ではなく、総合的に確認されます。
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母性看護学・助産学の専門知識
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看護に関する課題文の読解と記述
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看護・医療英語の理解
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研究計画書
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研究内容を口頭で説明する力
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助産師志望理由と大学院志望理由の一貫性
特に重要なのは、出願前相談と研究計画書です。
出願前相談をしなければ出願できず、相談メールには研究テーマの概要が必要です。さらに、提出した研究計画書が面接の中心となります。
NSオンラインスクールでは、助産師養成課程を受験する方を対象として、次の対策を行っています。
願書・研究計画書対策
受験生の経歴、助産師を目指した理由、臨床・実習経験、研究したい課題、志望教員の研究領域を整理し、出願前相談から研究計画書、面接まで一貫した内容にします。
助産師学校学科対策
過去に出題された母性看護学・助産学の専門問題を踏まえ、医学的根拠、病態生理、観察、アセスメント、看護ケアを記述できるよう対策します。
小論文・専門共通科目対策
課題文の内容把握、要約、指定字数内での説明、社会人特別選抜で課される長文論述など、過去問の形式に応じた対策を行います。
面接・口述試験対策
一般的な志望動機だけでなく、研究計画書から想定される質問、研究テーマに対する追質問、経歴別の質問まで個別に対策します。
具体的な過去問の解答、研究計画書の構成、面接回答例、専門科目の出題予想については、本記事では無料公開していません。
詳しい対策内容は、NSオンラインスクールの対策コースをご確認ください。
よくある質問
出願前相談をしなくても出願できますか?
できません。大学は、出願前相談を行わなければ出願できないと明記しています。一次募集の相談申込期限は2026年8月5日17時です。
出願期間は8月16日までなので、8月16日までに相談すればよいですか?
いいえ。出願期間と出願前相談の申込期限は異なります。相談の申込期限は8月5日17時です。
出願書類は8月16日必着ですか?
必着ではなく、出願期間内の消印有効です。郵送のみで、簡易書留を使用します。
助産実践コースの募集人数は何名ですか?
大学が公表している募集人員は、博士前期課程の全領域を合わせて25名です。助産実践コース単独の定員は公表されていません。
助産実践コースの倍率は何倍ですか?
助産実践コース単独の倍率は公表されていません。博士前期課程全体の2026年度実質倍率は約1.79倍ですが、この数字には看護以外の領域も含まれます。(Kyoto University of Health Sciences)
過去問は公開されていますか?
大学公式サイトで2024年度から2026年度までの看護領域の過去問が公開されています。助産実践コースは2024年開設のため、現在確認できる専門問題は3年分です。(Kyoto University of Health Sciences)
専門科目は選択式ですか?
過去3年間の助産実践コース専門科目は記述式です。指定された複数のキーワードをすべて用いて、母性看護・助産に関する内容を説明する形式が続いています。(Kyoto University of Health Sciences)
社会人特別選抜では英語がありますか?
ありません。社会人特別選抜は専門科目15点、専門共通科目25点、個人面接60点です。
英語では辞書を使えますか?
紙の英和辞書1冊を持ち込めます。専門用語辞書と電子辞書は使用できません。
面接時間は何分ですか?
個人面接は20分です。受験者1名に対して試験官2~3名で行う予定です。
面接では何を聞かれますか?
募集要項では、提出した研究計画書の内容を中心とした口述試験とされています。具体的な過去の質問内容を再現した信頼できる受験報告は、公開検索では確認できませんでした。
まとめ
神奈川県立保健福祉大学大学院の助産実践コースは、2024年4月に開設された、研究と助産師養成教育を同時に行う博士前期課程です。
2027年度一次募集では、
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出願前相談:2026年8月5日17時まで
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出願:7月25日~8月16日
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試験:9月19日
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専門科目
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専門共通科目
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英語〈一般選抜のみ〉
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個人面接
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研究計画書
によって選抜されます。
出願前相談をしていない受験生は、8月16日の出願締切ではなく、8月5日17時までに研究テーマの概要を添えて相談を申し込まなければなりません。
専門科目では、過去3年間に乳汁分泌、新生児黄疸、妊娠悪阻が出題されています。専門共通科目は課題文の要約・論述、英語は看護学関連英文の和訳と内容説明です。
そして面接は配点60点で、提出した研究計画書を中心とする口述試験です。
具体的な専門科目の解答、研究計画書の作成法、課題文への答案、英語の訳文、面接回答例は本記事では公開していません。
対策を希望する方は、NSオンラインスクールの願書・研究計画書対策、小論文対策、面接対策、助産師学校学科対策をご利用ください。
