神奈川県立衛生看護専門学校助産師学科 合格体験記|一般入試合格者16名の約4割を受講生が占めました【倍率約6.5倍・面接・入試対策】

  • 2026/07/16
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令和8年度の神奈川県立衛生看護専門学校助産師学科一般入試について、受講生の結果を集計しました。うちから受験した7名のうち6名が一次試験を突破し、二次試験へ進んだ6名は全員合格。一般入試全体の最終合格者は16名だったため、受講生だけで合格者全体の約4割を占める結果になりました。受験報告をもとにした集計では倍率は約6.5倍です。つまり、100人前後が挑戦した狭き門でありながら、最終合格者16名のうち6名がうちの受講生だったということです。

ここまで数字が揃うと、「たまたま優秀な受験生が集まっただけでは?」と思う人もいるでしょう。1名だけなら偶然と言われても仕方がない。2名でも運が良かったと片づけられるかもしれません。しかし、一次試験を通過した6名が二次面接で一人も落ちず、その6名が最終合格者全体の約4割を占めたとなれば、個人の奇跡だけでは説明できません。

では、何が違ったのか。

助産師学校受験は個人戦に見えて、実際には情報戦でもあるということです。

一人で受験する人と、過去の受験報告を背負って受験する人は同じではない

一般の受験生は、自分が集めた情報だけで試験へ向かいます。学校説明会、募集要項、インターネットの口コミ、知人から聞いた過去問などが中心でしょう。しかし、受験生個人が集められる情報には限界があります。面接で何を聞かれたのか、どこまで深掘りされたのか、面接官の反応はどうだったのか、一次試験後の人数は何名だったのか、どの質問で回答に詰まったのか。これらは募集要項を何度読んでも書いてありません

一方、受験報告が毎年集まる環境では、見えてくるものが全く違います。例えば、単に「志望理由を聞かれました」という報告だけでは終わりません。その後にどの角度から追及されたのか、似た質問が別の受験生にも出たのか、回答によって面接官の反応がどう変化したのかまで確認できます。別の受験生から同様の報告が届けば、偶然の質問なのか、学校側が重視している論点なのかも判断しやすくなる。

これが情報の蓄積です。

ただし、過去の質問を暗記して答えれば受かるという幼稚園レベルの話ではありません。去年と同じ質問が出る保証などありませんし、質問文が同じでも深掘りの方向は受験生ごとに変わります。重要なのは、過去の面接質問を覚えることではなく、学校がどのような角度から受験生を評価しようとしているのかを分析することです。

6人全員へ同じ回答を教えたわけではない

6人全員が合格したと聞くと、共通の模範解答でも配ったのかと思う人がいるかもしれません。

そんな対策で全員受かるなら、誰も苦労しません。そんなゴミみたいなやり方はなんとかの一つ覚えです。

年齢も看護師経験も勤務先も転職回数も違います。新卒に近い受験生と、臨床経験を積んだ社会人へ同じ質問をしても、回答の出発点が異なるのは当たり前。急性期病院で勤務してきた人と、慢性期や地域で経験を積んだ人では、患者の見方も看護実践の内容も異なる。それを同じ型へ押し込めるど素人のバーコードおじさん(講師を語ってるだけのただのおっさん)がいたとすれば、看護で個別性を学びながら受験では個別性を完全に無視していることになります。

今回の6名に共通の回答はありません。共通していたのは、学校の評価構造を分析したうえで、それぞれの経験と能力を最も評価される形へ変換する訓練を行ったことです。

例えば、責任感を強みにしたい人がいたとします。「私は責任感があります」で終われば、100人中何十人も同じことを言います。では、どのような状況で責任を引き受け、何を観察し、どのような判断を行い、結果として何が変わったのか。さらに、その判断は患者の安全やチームの動きへどう影響したのか。ここまで看護職として展開できれば、単なる性格紹介ではなくなります。

同じように「困難を乗り越えました」「周囲と協力しました」「学び続けています」と話す場合でも、その言葉だけでは空っぽです。助産師学校の面接官は、受験生が用意した美しい結論ではなく、その結論へ至った頭の使い方を見ています。

合格者全体の約4割という数字が示すもの

一般入試の合格者16名のうち6名が受講生だったという結果は、単なる人数自慢ではありません。これは、限られた募集枠の中で、個別に異なる受験生を複数名まとめて合格圏へ入れられたということです。

一人だけなら、その人の能力が圧倒的だった可能性もあるでしょう。しかし、背景の異なる6名が二次試験を全員突破したという結果を見ると、対策の方向そのものが学校の評価と噛み合っていたと考えるほうが自然です。

私は受験生へ「面接では笑顔で」「結論から話して」「志望動機を暗記して」といった腹の出たバーコードおじさん特有の一般論だけを教えているわけではありません。そんな話なら新橋を歩いているおじさんと雑談でもすれば終わります。適当にど素人どもらのYoutubeでも見て満足するだけの人たちとなんらかわりません。受験報告、学校ごとの選抜構造、看護職としての専門的な思考、さらに面接場面へ応用する心理学まで組み合わせ、受験生ごとに回答の組み立てを変えています。

それでも、最終的に本番で答えるのは受験生本人です。こちらがどれだけ分析しても、本人が考える訓練から逃げれば完成しません。今回合格した6名は、その面倒な訓練を途中で投げず、本番で結果へ変えました。

神奈川県立衛生看護専門学校助産師学科の一般入試は、倍率約6.5倍という数字だけを見ても簡単な試験ではありません。一次試験を突破しても、その後の二次面接で人数はさらに絞られます。だからこそ、個人の感覚やインターネット上の超絶薄い口コミだけに頼るのではなく、過去の受験報告を分析し、自分の背景に適した対策へ変換することが必要になります。

受験生7名中6名が一次試験へ合格し、二次試験へ進んだ6名は全員合格。一般入試合格者16名のうち、受講生が約4割を占めました。

この数字を偶然で終わらせるつもりはありません。次年度も受験報告をさらに蓄積し、神奈川県立衛生看護専門学校助産師学科の願書、筆記試験、面接、二次試験まで徹底的に分析していきます。

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