東邦大学医療センター大森病院/大橋病院 看護師 助産師採用試験 年収
東邦大学医療センター大森病院・大橋病院は、首都圏の看護学生であれば一度は候補に挙げる大学病院でしょう。
私も1年生の時にインターンへ参加し、病院の雰囲気を見てきました。理由は当時、1年生でインターン参加できた唯一の病院だったからです。また、毎年受験生から採用試験の報告もいただいています。
今回は、新卒看護師の年収や病院の特徴を踏まえながら、「どのような受験生に向いている病院なのか」を解説します。
年収は首都圏では「標準的」
私が人事へ確認し、夜勤4回・平均残業10時間・住宅手当などを含めて再計算したところ、新卒看護師の年収は概ね515万円〜531万円となりました。
公式サイトに掲載されている基本条件だけを見ると実際より低く見えますが、実際の勤務条件を加味するとこの程度になります。
とはいえ、この年収は首都圏では特別高いわけではありません。
私が作成している新卒看護師年収ランキングで見ると、東邦大学医療センターはほぼ中位グループです。
つまり、
「年収だけ」を目的に就職する病院ではありません。
近年では600万円近い初年度年収を提示する病院も増えてきており、給与面だけで比較すると東邦大学医療センターが突出しているわけではありません。
それでも人気が高い理由
では、なぜ毎年多くの学生が受験するのでしょうか。
理由は明確です。
小児医療が非常に充実していることです。
大森病院は小児医療に力を入れており、小児医療センターを有しています。また、NICU・GCUでは新生児集中ケア認定看護師や小児看護専門看護師など専門スタッフによる教育体制も整えられています。
そのため、
-
小児科
-
NICU
-
GCU
-
新生児看護
これらを将来の目標としている学生には非常に魅力的な環境です。
小児希望なら十分候補になる
私は受験相談でもよく伝えています。
病院選びは、
「年収」と「やりたい分野」
この両方で考えるべきです。
例えば、
循環器を極めたいのであれば循環器が強い病院。
救命を学びたいのであれば救命センターが強い病院。
そして、
小児を学びたいのであれば、大森病院は十分有力候補になります。
将来、小児科看護師やNICU看護師を目指すのであれば、学生時代から症例数の多い環境で経験を積めるメリットは大きいでしょう。
年収だけでは病院は選べない
最近はSNSで「年収ランキング」が話題になります。
もちろん給与は重要です。
しかし、
給与だけで病院を選ぶと後悔するケースもあります。
毎日興味のない診療科で働くことになるかもしれません。
逆に、多少給与が平均的でも、自分が本当に学びたい分野で経験を積めれば、その後のキャリアは大きく広がります。
だから私は、
給与だけではなく、
診療科の特徴
教育体制
症例数
将来のキャリア
これらを総合的に判断するよう受験生へ伝えています。
私ならこう考える
もし、
小児看護を第一志望
としている受験生なら、
東邦大学医療センター大森病院は十分おすすめできます。
一方、
給与だけを最優先に考えるのであれば、首都圏には他にも候補はあります。
つまり、
病院選びは「自分が何を優先するか」で答えが変わります。
全員に同じ病院を勧めることはありません。
就職試験でも重要なのは「病院に合わせた対策」
東邦大学医療センターの採用試験では、面接や書類を通して「なぜ東邦大学医療センターなのか」が見られます。
「大学病院だから」
「有名だから」
では差別化できません。
特に小児志望で受験するのであれば、
なぜ小児なのか。
なぜ大森病院なのか。
将来どのような看護師を目指しているのか。
ここまで一貫した志望理由を組み立てる必要があります。
この部分で差がつく受験生は少なくありません。
まとめ
東邦大学医療センター大森病院・大橋病院は、新卒年収だけを見ると首都圏では中位クラスです。
一方で、小児医療、とくにNICU・GCUを含めた教育環境は大きな魅力があります。
そのため、
「給与最優先」ではなく、「小児看護を本気で学びたい」という受験生にとっては、有力な就職先の一つです。
病院選びは偏差値や知名度だけではなく、自分がどのような看護師になりたいのかという将来像から逆算して考えることが重要です。
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